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ニュースリリース

2012年8月23日
「肝臓について」


血液検査の項目に「肝臓」という箇所があります。

その中にAST(GOT)、ALT(GPT)、γ-GTPというものがあります。

これは肝臓がどれだけ壊れているか?を表す肝炎のマーカーです。AST、ALTは肝臓が炎症を起こすと

放出される酵素(タンパク質)で正常値は40IU/L以下です。

でも、一回炎症を起こしたとしても肝臓は再生能力の高い臓器。

2〜3日もすると何事もなかったかのように数値は正常値に戻ります。

肝臓代謝しかし、毎日アルコールやサプリメントなどの

過剰摂取やカロリーの過剰摂取は、肝臓に余分

な仕事をさせることになります。

アルコールやサプリメントの代謝(無毒化)する

ことがメインの仕事となったり、とり過ぎた

カロリーの代謝で肝臓を酷使するとになります。

特に、アルコールやサプリメントを過剰に摂取

すると、アルコールやサプリメントを代謝する

ことが肝臓のメインの仕事となるために、肝臓

本来の仕事である栄養の作り替え(代謝)をする

ことができずにいます。

その結果、食事から摂取した脂質が代謝され

ずに肝臓に残ってしまった結果が「脂肪肝」

です。

また、AST、ALTの数値は正常なのにγ-GTP

だけが高いという人がいます。

この数値だけが高いという人は「アルコール性脂肪肝」の

可能性がありますので要注意です。




 また、「ダイエット」をしている人も脂肪肝には要注意です。

極端な炭水化物抜きや油抜きのダイエットをすると身体が「飢餓状態」と思って皮下脂肪から

脂質を切り出し肝臓に運びます。

皮下脂肪から脂質が切り出される訳ですから、見た目には「痩せた!!」と思いがちですが、

身体の細胞レベルではどんどんと肝臓に脂肪を運び続けます。

そして、このまま飢餓が続くものとして肝臓は脂肪を貯金しようとします。

その結果、体は痩せているのに、肝臓をみると「脂肪肝」ということは少なくありません。

痩せている女性に脂肪肝が多いということは極端なダイエットが原因といわれておりが、

モデルさんが痩せているのに脂肪肝という方が多くいたことで「パリコレ症候群」という

名前で問題になりました。



 脂肪肝が進んでしまうと壊れて放出するAST、ALTが少なくなり数値は下がる傾向にあり、

「よくなった」と思う方がいらっしゃると思いますがアルコールやサプリメントの過剰摂取を

続けてるということは肝臓内部にもう壊れてでるAST、ALTがなくなったという可能性もある

ので要注意。

知らない間に「肝不全」や「肝硬変」などに病状が進んでしまうこともあります。


 「沈黙の臓器」「利他的な臓器」と呼ばれる肝臓です。

症状がでてからでは大変なことになってしまうこともありますので、なにも症状がないからと

いって知らん顔するのではなく、日頃から労ってあげることが大切ではないでしょうか。